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2006年11月 8日 (水)

今のブログには内容別の目次がない

ブログの記事の分類が難しい訳 (メモランダム) に関連して

  1. ブログは、形式的には日誌という形でウェブに公開されるものだけれども、では果たして本当にブログは単なる日誌に過ぎないのかというと、必ずしもそうとは言えない。確かに、「今日はテレビで XXX を見ました。面白かったです」で終わってしまう日記もあるが、一方で例えば話題になっているある商品について詳しく解説しているものや、ある書籍について犀利な批評を展開しているものもある。

    で、こういう濃い記事は、何もブログでなくとも、普通のウェブサイトのコンテンツとして十分通用する。ならば、こういう記事を豊富に抱えるブログは、普通のウェブサイトのように内容に関して木構造になったナビゲーションを備えていて当然ではないか。

  2. 今の多くのブログは、形式的に日誌であることにこだわりすぎて、一般的な普通のウェブサイトの多くにある内容別・話題別の目次を提供することを放棄してしまっている。あるいは、形式的に日誌であることを言い訳にして、「バックナンバー」とか「過去ログ」などと称して記事を一月ごとに纏めておけばそれでいいと思い込んでいる。(俺が今使っているこのココログもそうである)

    実はこれはブログに限ったことではなく、いわゆる「手動の日記」にも当てはまることが多い。日記はおまけだとか日記はサイトのメインコンテンツではないとかいう人は多いが、他のどのコンテンツよりも日記の方が更新頻度が高いのなら、潔く日記がメインコンテンツだと認めるべし。そしてその「過去ログ」がただ日付の順に並んでいるだけならば、メインコンテンツに十分なナビゲーションがないことは問題であると自覚すべし。

  3. では、ブログ (というか日誌) は、内容別の木構造のナビゲーションを作ることができないのかというと、決してそんなことはない。

    ブロガーは自分の書いた記事が結果的に「○○」に関連していたから、それを「○○」に分類するのだ。 (ブログの記事の分類が難しい訳; 強調は引用者による)

    そう、それでいいんだ。そして、その分類を記事だけではなくカテゴリについても再帰的に繰り返せばよい。例えば、Firefox というブラウザの新しい機能に関して記事を書いたとしたら、おそらくその記事は「Firefox」のカテゴリに属することになろう。そして、その「Firefox」カテゴリは「ソフトウェア」カテゴリに属し、「ソフトウェア」カテゴリはさらに「コンピュータ」カテゴリに属するという具合だ。これだけでもう既に「コンピュータ→ソフトウェア→Firefox→記事」という階層構造が出来上がっている。

    ここで大切なのは、必要に応じて木構造の改編を認めること、とくに、カテゴリを増やすことをためらわないこと。場合によっては、一つの記事が複数のカテゴリに属するということもありだろう。

    日誌は日誌であるがゆえに、話題が多岐にわたりがちだ。だからこそこれまでにない話題の記事を書いたときは新しいカテゴリを作るべきだし、カテゴリが増えてきたら再整理が必要だ。

  4. もっとも、内容によって分類された木構造の目次を提供するという目的からすれば、べつにカテゴリを木構造化することに執着する必要はない。カテゴリだろうがタグだろうが、ちゃんとした木構造になっていればそれで十分だ。

……続く(?)

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