合成文字? なにをいまさら
というか、Vista では合成文字がサポートされるから云々という話をされても、今更何を言っているんだという風にしか思えない。Vista と XP を比較することが全く無意味だとは言わないが、しかしながらそれは Windows という一種類の OS に限られた話だ。なぜ Mac OS や Linux との兼ね合わせなどについても議論しないのか。
例えば、「が」というひらがなは、Unicode では 304C という一つのコードポイントで表すこともできるし、304B 3099 という二つのコードポイントで表すこともできる。後者は、「か」というひらがなに濁点を組合わせたものだ。どちらのやり方でも「が」という一つのひらがなを表していることに変わりはない。
従来の Windows では「が」を表すのに前者の方法しか使えなかった。というのも、MS ゴシックなどの主要フォントが後者の方法に対応していなかったからだ。Vista では、フォントが後者の方法にも対応するので、これによって混乱が起きるかもしれない、ということが問題になっているらしい。
しかし、Mac OS X では後者の方法が当たり前のように使われていて、実際、Mac OS X で濁点を含んだファイル名を付けると Windows XP で開こうとしたときにファイル名が化けるということがずっと前からよくあった。にもかかわらずこの問題はこれまで全く取り上げられてこなかった。Windows XP では Unicode 関連の対応が不十分であるということはずっと前からわかっていたはずなのに。
まあ、「世間」ではこれまで問題を棚上げにしてきた付けが回ってきていろいろ騒いでいるようだけれども、俺としてはこれでやっと合成文字がサポートされるのかと安堵している。
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