まず lint より validator を使え その 2
さすがに使い物にならないというのは言い過ぎだというか当を得ていないと思ったので撤回した (ことにしておいた)。
ただそれでも、一般に lint によるソースコードの評価は基本的にその lint (の作者) の主観に基づくものであることを指摘しておきたい。そしてこれが lint と validator のもっとも大きな違いであることも。
Lint による評価は本質的に主観的であるからこそ、lint の出した評価には疑ってかかるべきだし、出来れば複数の lint の評価結果を比較検討すべきものだ。しかし実際にはどうもとにかく Another HTML-lint のいうとおりにマークアップを直しさえすればいい
というような短絡的な思想があちこちで見受けられる。Validator ならともかく、lint をそのような考えで取り扱ってはいけない。
Lint の前に validator を覚えろというのは、validator が仕様書 (DTD) にのみ基づいた客観的な判断を下すからだ。Valid なソースを書くということは仕様書をよく読み理解するということと直結している。Lint でもある程度は validness をチェックできるが、(lint の主観によって) valid でなくても指摘されなかったり、逆に valid なのに咎められたりすることがある。だから仕様書をよく知るためには、まず validator を覚えるべきなのだ。
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