Re: 闇黒日記
- 闇黒日記平成二十二年七月二十二日
A ならば B である
とA である
をきちんと説明すればB である
という結論を導くことは (我我がモーダスポネンスを認める限り) 妥当だ。しかしこの場合は単に
と言えばよいのであって、そこでわざわざA ならば B
かつA
ゆえにB
である勿論
とか言うまでもなく
とかの美辞麗句を並べる必要はない。これらの言葉は議論の展開に関して何の役割も果たしておらず、せいぜい語気を高めて読者への印象を強める程度の効果しかない。よって、このような表現がやたらと多用されている文章では、妙な印象操作によって議論の根拠がはぐらかされていないか気をつけろということだ。
そもそも、論理における本質は何を前提に何を導くかという導出の過程であって、それに直接作用しない語句は本来全て余計なものだ。導出の過程の説明に直接関係ない語句は、うまく使えば読者が論理の展開の道筋を追うのを助けるが、使い方によっては導出の過程における怪しい部分を見えにくくしてしまうこともできる。だからこそ、読者としては本質である導出の過程を的確に把握し、回りの直接関係ない語句との関係性を確認しながら読み進めることが大切なのだ。
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