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2008年4月23日 (水)

yash 2 その 15

これまで yash は GNU Readline ライブラリを使用してきたが、今後もそうすべきか、という話。

GNU Readline は元元 bash の付属品というか bash の一部で、実際に bash の行編集機能を担っているのだが、zsh や fish の行編集機能に比べれば見劣りの感は否めない。そこで yash でも行編集機能を自前で用意したほうがいいのではという考えが浮かんできた。

GNU Readline をやめて自前でやるメリットとしては、

  • Yash のライセンスを GPL にする理由がもはやなくなる。
  • GNU Readline より高機能化できる (かもしれない)
  • 全てのコードが完全に規格に準拠出来る。

逆にデメリットとしては、

  • 却って GNU Readline にも及ばぬへなちょこしかできない虞がある。
  • Yash の完成がどんどん延びる。

Yash 2 の行編集機能はまだ一切手を付けていなくて、組込み関数の実装などがある程度できてからにする予定なので、その頃までには結論を出したい。

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