Re: 闇黒日記平成二十一年十一月二十三日
- 闇黒日記平成二十一年十一月二十三日
Windowsでも擴張子を匿して「俺いいことやつた」とMicrosoftの連中は思つたらしいが、そのせゐでウイルスやら何やらのファイルをユーザが知らずに實行する機會が生ずるやうになつた。
それは誤り。拡張子が見えていたとしても、拡張子とは何かを十分に理解しない初心者ユーザにとっては全くの逆効果にしかならない。拡張子を隠すことは、初心者がファイル名変更の際に誤って拡張子を消してしまったり、拡張子を txt から doc に変えただけでテクストファイルをワード形式に変換できた気になったりするのを防止するのにむしろ役立っている。
拡張子を表示させていたところで、readme.txt .exe
のような紛らわしいファイル名には上級者でも騙されることがある。拡張子を表示しないのがデフォルト設定だったことがウイルス蔓延に寄与したとは言えない。
unixでは、ユーザディレクトリだの何だのを、何處にあるんだか全く解らないやうにして、ユーザがファイルを溜め込み過ぎてディスクを滿杯にする事態をしよつちゆう起すやうになつてゐる。
少なくとも最近の一般個人用 Linux 環境のデフォルト設定では、大人数が利用するサーバ環境のようにディスクを複雑にマウントするようなことはない筈だ。ディスクの使用量等を調べるツールだってもちろんある。Unix だから良くわからないということはないと思う。
それに Windows だって、ディレクトリをドライブとしてマウントしたりネットワークドライブをマウントしたりするとややこしいことになる。単に野嵜さんは普段使っている Windows
に慣れているだけなんだと思う。
何故匿すのだらう。匿した方が親切だ、と云ふ發想があるのだが、隠したせゐで却つて不親切になつてゐるやうにしか、私には思はれない。
隠さずに最初から見せてくれれば早く気付けたのに、ということは確かにある。物分かりのいい人・勘の働く人は知らないものが見えてもそれが大体どういうものなのかすぐ分かるので戸惑わないし、むしろ知らないことは積極的に知りたいという人が多かろう。一方で、いわゆる機械音痴の人の場合、知らない記号やメッセージがひとたび現れただけで混乱して、作業が完全にストップしてしまう。そういう人は、良くわからないものが画面に出てくることこそが不親切だと思っている。自分の知らないもの・使わないものが見えてもそれは邪魔でしかないのだ。
| 固定リンク

コメント