テレビ番組等感想 その 251 (2009 年第 4 四半期の纏め)
例によって大体面白かった順。
- ニードレス
- 真剣な戦闘シーンにうまくギャグや色気が織り混ざっていて、全く飽きなかった。話の流れにも迷走感がなかったし、画の乗りもよかった。
- 乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ
- 主人公二人のいちゃいちゃっぷりを存分に見せつけてくれた分には満足なんだけれども、話の展開が散漫で、登場人物が前作に比べて没個性的になった印象。画の方はこの手のものにしては平均以上に頑張っていたと思う。
- 生徒会の一存
- 所所ねたが古い (遅れている) 感じがすることもあるが、ギャグアニメとしては全体的によくできていたと思う。エンディング主題歌のバリエーションはいくつあるんだろう。
- にゃんこい!
- 猫たちがあくまでも端役だったのがやや不満。人間関係の方はというと、良くできたラブコメだった。
- 真恋姫無双
- 前作よりもさらに人が増えてもう誰が誰だかなんだけれども、まじめな話の部分とギャグの部分の按配が相変わらずうまく調整されていて、全く見飽きない。前作で出てきた細かいエピソードに関連するねたを盛り込むなど、作品に対するスタッフの思い入れを示す工夫もよかった。
- そらのおとしもの
- シェイダーを工夫したのか何なのか、3D CG が手書きの絵にうまく馴染んでいて、CG 技術の進歩に関心。
- イレブンアイズ
- テレビアニメにしては効果に力が入っていて、特に効果音がかなり臨場感のあるものだった。オープニング含めて作品全体の雰囲気もよく出ていた。ただ、ゲーム原作アニメにありがちな、ゲームの話の進行をただなぞるだけで話が進む印象が完全には払拭されていなかったのが惜しい (とはいえ登場人物が各各存在感をもって活躍しているので、Izumo などよりは遥かに増しである)。
- 夏のあらし! 春夏冬中
- 結局一とあらしさんとの関係に重大な進展があるわけでもなく、終始ギャグアニメだったな。所所付いてゆけないねたもあるのだが、全体としては楽しめた。
- うみねこのなく頃に
- 俺は最初から推理する積もりなどなかったので (どうせ一通り見ただけで分かる訣がない)、適当に話の流れが追えればそれでいいと思って観ていた。
ゲーム
というメタ構造を取り入れたことでひぐらしよりも全体の話の流れが追いやすかった。 - 空中ブランコ
- 派手に塗られた奇妙な背景と実写を加工して作ったアニメらしからぬ動画は独創的で興味深い。ただその奇抜な表現手法が話の展開とうまく噛み合っていないように見られたのが残念。
- 聖剣の刀鍛冶
- 脚本が微妙に臭いのと、ヒロインが剣士として (特に技能的な面で) あまり成長しないのとで、今一つ盛り上がりに欠ける感じだったが、全体的な話の流れは一往纏まっていて、見どころも分かり易かった。鍛錬のシーンはもっと GC のうまい使い方がありそうで勿体無い。
- アスラクライン 2
- 前半は相変わらず迷走感が消えずに今一だったが、結末が見え始めた以降の終盤は何とかついていけたかな。CG は大分頑張っていたようなのだけれどもなぜかあまり印象に残っていない。
- ホワイトアルバム (第 2 期)
- 前作に引き続きだらだら見ていた。特に見どころのあるアニメというわけでもないし。
- Darker Than Black 流星の双子
- これはなんだろう? 蘇芳萌えアニメとして観ればよかったのだろうか。
- けんぷファー
- 脚本がひどい有様だったと言う他ない。登場人物に愛着の湧いた人は楽しめたのだろうが……。
今期は面白いアニメが少ないということで不作だと世間(?)では言われていたようだが、振り返ればそうだったようにも思える。しかし来季はそもそもアニメ番組の数が少ないということで不作となるようだ。
ところで化物語の残りの配信はいつかね?
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