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2010年7月31日 (土)

Yash 2 その 184

Yash が OpenSolaris で動かない問題は、バージョン 2.21 で行った入出力方式の変更のお蔭で (いつの間にか) ほぼ解決していた。

問題の原因と推測される fgetws 関数は現在の yash では履歴ファイルの読み込みにしか使っていないので、履歴を使わない限りは多分ちゃんと動くと思われる。

バージョン 2.23 はソースの記述ミスのせいで OpenSolaris ではコンパイルが通らない。もし OpenSolaris で動かしてみたいという人がいたら配布物の yash-2.23/lineedit ディレクトリにある terminfo.c ファイルに以下のパッチを適用してほしい。

--- terminfo.c.orig     2010-06-14 08:28:36.000000000 +0000
+++ terminfo.c  2010-07-31 08:16:41.000000000 +0000
@@ -893,7 +893,7 @@
     le_erase_char     = normchar(term.c_cc[VERASE]);

     /* set attributes */
-    to_raw_mode(&term, false);
+    to_raw_mode(&term, 0);
     if (xtcsetattr(STDIN_FILENO, TCSADRAIN, &term) != 0)
        goto fail;

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