テレビ番組等感想 その 295: 2010 年第 3 四半期の纏め
今期はアニメ番組の数は少なかれど面白い番組の率が多かった気がする。
- 世紀末オカルト学院
- 製作スタッフの遊び心が効果的に作品の面白さに寄与していた。表情豊かな登場人物や奇想天外なストーリーなど、オリジナル物の強みを十分に活かした作品だった。
- 会長はメイド様!
- 視聴者に愛されるキャラというのは劇中の登場人物に愛されるキャラなんだなと改めて実感。脚本的にも演出的にも登場人物の魅力を十分に引き出した良い作品だった。
- 祝福のカンパネラ
- 登場人物が誰も彼も魅力的で愛着が湧く。話は奇抜さに欠けるが登場人物の魅力がそれを補ってくれる。シリーズ後半のシリアス展開に入ってからは話の展開がちょっと形式ばった感じだが、人物の言動に主体性が残っているのでそれほど違和感は感じず。よく耳に残る音楽も良かった。
- 学園黙示録 ハイスクールオブザデッド
- 結局何も解決しないまま終わってしまったが、毎回それなりに盛り上がりのある内容だったので当初思っていた以上には楽しめた。主人公たちの活躍をかっこよく見せつけるのにも怠りがなかったし。
- ストライクウィッチーズ 2
- 今期は話の展開が人間中心で、ネウロイどもが単なる敵役になってしまったので、シリーズ全体としてはやや散漫な感じだった。女の子がかわいいアニメとしては相変わらずよくできていた。
- みつどもえ
- とても頭の悪いギャグアニメだった。
- 屍鬼
- ミステリーものとしては雰囲気もよく出ているし、謎の明かし方も自然で、いい感じ。シリーズ後半にも期待したい。
- セキレイ: Pure Engagement
- それぞれの登場人物の行動が物語全体としてみるとあまり噛み合っていないように見えるんだよなぁ。結局第三期のための前振りにしか見えない第二期だった (って、第一期でも同じようなこと書いた気が)。
- けいおん!!
- 三箇月で二年分の高校生活を駆け抜けた前期に比べて、半年で一年分をやった今期は行事の数も少なく今一盛り上がりに欠ける感じだったが、ギャグアニメとしてはまだ成り立っていたのでその点では楽しめた。
- 生徒会役員共
- 最初は乗りの悪いギャグアニメだなと思っていたが、見続けていると慣れた。ねた自体は実際面白い。
- オオカミさんと七人の仲間たち
- せっかく面白そうな設定を用意したのにそれを話の展開に活かせておらずどうにも勿体無さの残る作品だった。
- あそびにいくヨ!
- 最後まで見所の分からない番組だったなぁ。キャプテンフューチャーを知っているともう少し楽しめたんだろうか。
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