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2010年10月16日 (土)

IP アドレスという名前

実名やハンドルだけでなく、IP アドレスも名寄せのための識別子になり得るという可能性も記憶に留めておくべきかもしれない。

今では自宅からのインターネット接続といえば常時接続がほとんど当たり前になっているが、常時接続はその名の通りずっと接続が繋がっているので、接続元の IP アドレスがほとんど変わらない。実際、俺の自宅の IP アドレスは一年以上変わっていない。そうなると、IP アドレスが接続元の識別子として機能する可能性が出てくる。

例えば二つの別別の掲示板サイトに異なるハンドルを使って書き込みをしたとしても、その掲示板が書き込み元の IP アドレスを公開するような設定になっていれば、IP アドレスの一致に気付いた人にその二つのハンドルが同一人物であること (または同じ家に住む家族であること) がばれてしまうかもしれない。

IP アドレスは自分が積極的に入力しなくても常に接続先に送信されるものであり、しかもハンドルのように自分の意志で自由に変えられるものでもないので、IP アドレスはかなり重要な個人情報であるという意識を持っておくのが賢明かもしれない。

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