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2011年4月23日 (土)

テレビ番組等感想 その 325: 魔法少女まどかマギカの纏め

まどかマギカ終了。傑作だった。この位の作品は数年に一度しかお目にかかれない。というか、褒めるべきところが多すぎて却って感想が書きづらい……。

以下、ねたばれ注意。

脚本面で特に良かったところを一つ挙げておくとすれば、それは主人公の少女たちの苦悩を余すところなく描いたこと。そしてその苦悩の原因は全く生易しいものではなく、魔法少女としての残酷な宿命だったりキュゥべえの提示する哲学的難問だったりする。魔法少女になって人を助けたいがそうすると自分はいづれ魔女になってしまうという板挟みもよく幅を利かせていて、最終的にこの板挟みを魔法で解決して結末に至るところまできちんと話が繋がっている。(夢喰いメリーのように、強いボスをどうやって倒すかという問題をクライマックスにしてしまうと、それまで主人公が抱えていた苦悩・板挟みの解決に話が繋がらないので、感動が薄れがちだったりする)

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