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2012年10月 5日 (金)

テレビ番組等感想 その 396: 2012 年第 3 四半期の纏め

例によって大体おもしろかった順……なのだが、今期の上位陣は優劣付け難く、順位はほとんど意味がない。

織田信奈の野望
久しぶりに女の子のかわいさだけで高く評価したくなる番組である。話は若干とんとん拍子気味だが中弛みも無く申し分ない出来。
Tari Tari
この番組を見て中学校の授業で合唱をやってゐた頃を思ひ出したりなど。劇中歌はさすがどれも素晴らしかった。
戦国コレクション
毎回手を変へ品を変へ映画のパロディをやらうなんてことができるのは、原作にストーリの無い準オリジナル作品ならでは。そしてちゃんと毎回おもしろい。この番組の彩色は割と彩度が薄めで、武将たちの猛猛しさや現代都市の街並みの無機質さを上手く和らげてゐたのかなとか思った。
ココロコネクト
スタチャにしてはマニアックさがないな。主人公五人の性格が主人公としては平凡すぎる感じはするが、ストーリはよくてきてゐたと思ふ。
ゆるゆり (第 2 期)
今期も安定しておもしろかった。終はらすのが勿体ない番組。
じょしらく
普段あまり出歩かない身としては、毎回皆が都内のあちこちを散策してゐるのが楽しさうだった。この番組は五人の年齢が (見た目よりは?) 高いのが効いてゐて、けいおんやゆるゆりのやうに学校やその近辺しか舞台にできない番組よりもねたが豊富に作れたのが良かったと思ふ。
ドッグデイズ 第 2 期
変に事件を起こしても盛り上がらないといふ前期の教訓がきちんと活かされて、今期はずっとほのぼのしていたな。西村さんはかういふタイプの作品の監督をやるイメージがなかったけど、普通にできる人なんやね。
貧乏神が!
やたらテンションが高いコメディアニメだなと思ってゐたら、割とシリアスな話もあったりして存外に楽しめた。
うた恋い。
超訳といひつつもやってゐるのは普通の (無難な) 恋愛の話だったりする。独特の画風のキャラに変な顔をさせてみたりするあたりが超訳だったんだらうか。ことさら興味深い点はないものの、毎回一定のおもしろさを保ってゐた。
人類は衰退しました
妖精さんがかわいい――といふのは見ただけですぐわかるが、それ以外にどこがおもしろかったのかといふといまいち表現しがたい。別に詰まらなかったといふわけでもないが。女の子が何やらよく分からない出来事に巻き込まれては気丈に突っ込んでゐるのをだらだら眺めてゐたら番組が終はってゐた。
カンピオーネ!
ハーレムアニメだけれども、主人公を強くてかっこいい男としてきちんと描かれてゐた点は評価してゐる。
この中に 1 人、妹がいる!
放送が始まる前はそこそこ期待してゐたのだが、実際は割と無難ないつもの MF 文庫 J 原作アニメだった。しかしこの行き当たりばったりな感じのシリーズ構成は原作由来なのだらうか。
恋と選挙とチョコレート
恋愛はそっちのけでほとんどずっと選挙の話だったな。ギャルゲ原作なのにラノベ原作っぽいアニメだった。設定はそこそこ現実離れしてゐるものの、選挙といふ題材はなかなかユニークだったと思ふ。
輪廻のラグランジェ 第 2 期
CG は相変はらず綺麗なのだが、話の展開が出来事に引っ張られすぎてゐて、ジャージ部の三人が話の中で上手く活躍できてゐる感じがしなかったのが残念。
アクセルワールド
SF として設定がちょっと便宜主義的な感じがしたり、主人公たちの思考がアホすぎて苛苛させられることもあったが、慣れればそれなりに楽しんで見られた。
薄桜鬼 黎明録
第一期のプロローグを 12 回もかけてやっただけだった。しかし龍之介君が活躍する場面が本当に無かったな。

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