テレビ番組等感想 その 451: 2016 年第 4 四半期の纏め
今期は良作が多かった一方で複数の番組が納期を落とす波瀾の三箇月であった。
- ユーリ!!! on Ice
- 今期の最高傑作。毎回相当量のフィギュアスケーティングシーンを描き切っただけでもすごいのだが、多彩なキャラクターがそれ以外のシーンでも賑やかに動くので久久に
よく動く、観てゐて楽しいアニメ
だった。腐女子向けのサービスが多めなのが玉に瑕。 - ViVid Strike!
- 今期の傑作。日本の古き良き熱血格闘技アニメ。
- 灼熱の卓球娘
- すばらしいほっぺたアニメ。一見異能力アニメに見えるが卓球に関しては基本的にまじめ。卓球の楽しみを熱く描く作風なので、選手の苦悩を描いてところどころ鬱鬱しいピンポンよりも見てゐて楽しい。
- 亜人 第 2 期
- 話が進んでもおもしろさが衰へることはなく。
- 響け! ユーフォニアム 2
- いろいろ思ふところはあるのだがまあとにかく今期もおもしろかったよ。
- ステラのまほう
- きらら原作ほっぺたアニメなんだけれども、日常系といふよりは青春系。良作。
- 夏目友人帳 伍
- 今期も良かった。
- うどんの国の金色毛鞠
- ほのぼのほっぺたアニメ。
- しかしこれ、独身男性が子育てを擬似体験する話と捉へると、世相を反映した需要に応へる番組だなぁと思ってしまふ。
- ガーリッシュナンバー
- ほっぺたアニメ (ただし主人公はウザい)。一般的な物語のおもしろみといふものは悪をやっつけるとか障害を乗り越えるとか困難なことを達成することに見出されるものだが、この作品では登場人物の捻くれた性格が不安の種になってゐるのがユニーク。登場人物が何かすばらしい成果を成し遂げてゐるわけでもないのに、共感すべき達成感があるやうに見えてしまふ。オープニング曲はメロディーがよく耳に残る。
- 装神少女まとい
- 魔法少女ものだが巨悪に立ち向かって斃すタイプの話ではないのでどうしても盛り上がりは薄い。しかしゆまちんが名脇役。ほっぺたのみならず小動物的な活発さがかはいい。
- フリップフラッパーズ
- 謎のアクションアニメ。基本的には良く動く絵や珍妙な背景画を見てゐるだけで楽しめる。お話は特に目を引く点はないが、主人公二人の名コンビ感が良い。
- 魔法少女なんてもういいですから。第 2 期
- 今期も良いほっぺただった。
- Lostorage Incited Wixoss
- 話のスケール的にもえげつなさ的にも前作に比べて見劣りするが、それでも一往見続ける程度には。
- 奇異太郎少年の妖怪絵日記
- この作品自体の影が薄くてこれ自身が妖怪なんぢゃないかって感じだが、実際のところはゆるいほのぼのアニメ。ややほっぺた。
- WWW.WORKING!!
- おもしろくはあるんだけど、登場人物に愛着が湧かないんだよなぁ。
- 魔法少女育成計画
- テラフォーマーズなんかと同じで適当に人物の過去が描かれつつバタバタと死んでいく作品なんだけれども、まだ主人公に共感できる余地があるので見続けられた。
- 終末のイゼッタ
- 何とも微妙な作品。いまいちキャラに愛着がわかないので、イゼッタとフィーネをもっとイチャイチャさせるとかイゼッタの出自をもっと詳しく描くとかしても良かったんでは。
- オカルティック・ナイン
- お話はあるのだが見せ方が上手くなかったといふべきか。エンディング曲は割と好き。
- Show By Rock!!#
- キャラはかはいいんだけど、今期もやっぱりあまり見てない。
- はがねオーケストラ
- ゆるいゲーム販促寸劇アニメ。今野さんの絵柄がアニメでもそれっぽく再現されてゐるのがポイント。
- レガリア
- 女の子をメカに乗せたい、極力 CG を使はずにメカアクションを描きたい、とやりたいことは分からないでもないが、特に俺と好みが一致することはなかった。
- ナゾトキネ
- 謎の作品。特に評価したいところはない。
今期の個人的三傑はどれもスポーツアニメやったね。
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